荻窪古本散歩

今日の午後荻窪古本散歩へ。*1古本屋を一巡しましたが、どうもいい本がない。ダメかなと思いながら、最後に「ブ」に立ち寄りました。今年に入り、荻窪の「ブ」でいい本を出会っていないので、半信半疑でしたが、そこで3冊の本を買うことができました。

本を探すために何軒も歩き回ると、足というより、さすがに眼が疲れます。それでも探し物が見つかった時はOKですが、見つからなかった時はどっと疲れが残ります。今日はこの3冊でどうにか疲れも半減といったところ。

[本日の購入本]

「聴く」ことの力―臨床哲学試論     二列目の人生 隠れた異才たち

職業外伝     続 職業外伝


出版社を見ますと、TBSブリタニカは今はなく、晶文社は復活の兆しあり、ポプラ社だけが元気です。それぞれの事情があり、一概に言えませんが、出版社の変遷も激しい。

それから、ブログ「書店員の話」に書いてありました「本の値上げはあるのか」。この問題もこれから出てくるに違いありません。原油高騰に伴い、ガソリンから生活用品まで値上げをせざるを得ない状況です。経費削減で対抗しても、こればかりは限度というものがあります。

本の値上げの問題は、書店員さんが言うように、<もはや書店員は指をくわえて本の値上げを待つしかないのか>。そういう時点に立ち至っているようです。本好きにとっては大問題です。


*1:山本善行さんの「古本ソムリエの日記」の今日のタイトルが「京都古本散歩」でした。この「古本散歩」ということばが気に入りました。日々一巡している「ブログめぐり」に加えて「古本散歩」はブログ・タイトルとして使っていきたいと思います。