ようやく回復してきた
まだ突風が吹く一日でした。それにしても、この数日は最悪の天候でした。風で枝の折れた傘が投げ捨てられ、嵐の爪あとがそこかしこに残っていました。
今日は午後、久しぶり荻窪へ行ってきました。最近は神保町よりも荻窪行きが増えている気がします。おそらく4月26日以降はそれに秋葉原が加わります。それと気になっているのが町田。*1
夕方僅かに雨が降り、風が吹きましたが、それほどでもなく、荻窪を一巡。収穫はまずまずといったところ。荻窪の「ブ」でのヒットはむずかしくなっています。そうなると、勢いSで起死回生を狙います。
当ればよし、ハズレ? あまり記憶がないので、最低でも内安打といったところか。それだけ本の質がいい。均一棚だけでなく、315円の本も掘出し物あり、なのですが、Sは中高年の書店? と思うほど、平均年齢が高い。
[本日の購入本]
- 水野忠夫『マヤコフスキイ・ノート』(中央公論社)
- 篠田一士『ヨーロッパの批評言語』(晶文社)
- 谷川俊太郎『谷川俊太郎の日本語のカタログ』(思潮社)
- 外山滋比古『修辞的残像』(みすず書房)
- 橋爪紳也『大阪モダン』(NTT出版)
- 加島祥造『求めない』(小学館)
特に、この中ではシミありだったのですが、『マヤコフスキイ・ノート』は前から欲しかったもの。また外山さんの『修辞的残像』は『思考の整理学』(ちくま文庫)を読んだ影響か。
二つの袋に入れて、家に戻ってきました。考えてみれば、2000円〜3000円でこれだけ愉しめるものはあまりないのではないか。買って愉しい、読んで愉しい、そして売って愉しい。それが古本。