3月の新刊

もう3月の新刊情報が掲載されていました。いつもその情報を提供してくれるのが「悪漢と密偵」のブログです。今回もその中から、いくつかの新刊を選んでみました。

  • 双葉十三郎 『ぼくの特急二十世紀 大正昭和娯楽文化小史』 文藝春秋 3/19 767
    まず、この新書はどうでしょう。双葉さんと「大正昭和娯楽文化小史」が気になります。どんな内容かはこの新書を手にしてから判断したいと思います。
  • 岡崎武志 『女子の古本屋』 筑摩書房 3/25 1,470
    この新刊はすでに岡崎さんが自身のブログで書いていたり、『みすず』1・2月号でも取り上げていた一冊です。岡崎本はもう一冊「ベストセラーだって面白い」(中央公論新社)もあり。さてどちらから読みましょうか。
  • 斎藤美奈子 『本の本』 筑摩書房 3/25 2,940
    斎藤さんの本が「ブ」で目立つようになってきました。あまり読まないのでしょうか。あるいは誰かがまとめて売ったのか。どちらにしても、買うのはいまのうち。そしてこの新刊は本についての本。
  • 四方田犬彦 『ハイスクール1968』 新潮文庫 3/28 540
    単行本でも注目されていたもので、その文庫化。四方田さんの最近の活動には勢いというよりも凄さを感じます。著者の本がまだまだ文庫化されていません。今後どんどん文庫化してほしいと思います。
  • 橋爪伸也 『増補 明治の迷宮都市』 ちくま学芸文庫 3/10 1,260
    都市論についてはこの文庫は見逃せません。著者も建築史・都市文化論の橋爪伸也さん。『明治の迷宮都市 東京・大阪の遊楽空間』(平凡社)の文庫化か。期待したい一冊です。 
  • 森銑三/小出昌洋 『江戸・明治雑記』 中公文庫 3/23 840
    森銑三 さんの本。この人の本はなんであれ買うことにしています。この単行本は持っているのですが、文庫も、この人の本なら、いいか。しかし、中公文庫に限らず、文庫全般の値段が上がってきています。これには困った!
声の狩人  開高健ルポルタージュ選集 (光文社文庫)        過去と未来の国々  ―中国と東欧― (光文社文庫)
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