いつもの古本屋めぐり

これでブログが日付に追いついた。ようやく今日のことが書けます。今日はまだ寒く、風が冷たい。それでも、今日は東京マラソン。朝から警察や関係者がその準備に追われていました。マラソンもみんな愉しんで走るスポーツになりました。

そうした街路の慌ただしさを横目に、古本屋めぐりをしました。やはり五反田から荻窪というコースを辿りたいと思っていましたが、荻窪方面は寒さのため挫折。寒さというよりも眼が疲れたために中止しました。

最近は本を読んでいても、書店や古本やめぐりをしていても、眼が痛くなります。目薬を差したりしているのですが、眼の持続力がなくなった。併せて、寒さへの抵抗力も。単に年齢のせいか、少々情けなく仕方ない。

[今日の購入本]

  • 山口瞳 『行きつけの店』(TBSブリタニカ)
    これはかつてのTBSブリタニカの単行本。いまは古本屋さんのみでの流通。初版6刷ですが、文字も写真も大きく、見やすい読みやすい本。
  • 永江朗 『新・批評の事情』(原書房)
    1冊持っている本ですが、これは展示会用にストックとして購入。永江さんの本は結構売れるので。
  • 北山晴一『おしゃれの文化史』(朝日新聞社)
    この本は昨年在庫していたものが販売済みで、その補充。北山さんの本は朝日選書としてこの他に『美食の社会史』もあり。
  • 谷川俊太郎『詩を書く』(思潮社)
    これは本棚の隙間に隠れていた本。谷川さんの<なぜ私は詩をつくるのか>についての本。
読書からはじまる (NHKライブラリー)


その他に新書を2冊追加しましたが、今日の主な購入本は上記の通り。本の値段が上がっているとは気のせいでしょうか。均一本もいい本が少なくなりました。単に二八?というわけではないと思いますが、均一本は品薄で、いい本はそれなりの値段がついています。

これは、普通の商売と同じで、当たり前なことなのです。そうした中で、どう仕入れるか、どう商品構成をしていくか、どう値付けをするか。やはり、商売とはそう簡単なものではありません。