飯沢耕太郎著『写真を愉しむ』

写真を愉しむ (岩波新書 新赤版 1106)


バックデートでブログを書こうとしています。金曜日から私事に遠出をしていましたのでブログを書くことができませんでした。私事一段落し、ようやくいつもの生活に戻ることになりますが、この寒さはいっこうに緩む気配がありません。

しばらくはこの寒さが続くようですが、この寒い2月が終わると、少しは春めいてくるでしょう。時が過ぎ、季節は巡る。四季の訪れは人の気持ちを清新にしてくれ、人が自然とともにあることを実感させてくれます。

今日は飯沢耕太郎著『写真を愉しむ』(岩波新書)を読了しました。この新書は写真という世界への親切なガイドブックです。写真の「見る愉しみ」「読む愉しみ」「撮る愉しみ」「集める愉しみ」という4つの視点から丁寧に紹介しています。

最後に「必見写真集」「参考図書一覧」「写真ギャラリー・美術館ガイド」まで付いるので、この一冊で次に何を読み、どこに行ったらいいかまで十分わかります。

これはまさに写真への入門書として最適な一冊です。まずは一読し、写真の面白さを味わってもらった方がいいでしょう。写真という世界をもっと見てみたくなると思います。新しい世界の扉を開くにはいい入門書といい案内人が必要です。

2008.02.17記