『みすず』の読書アンケート特集
『みすず』1・2月号は読書アンケートを特集しています。昨年の作品を中心に興味をもった本を5点以内挙げるというもので、毎年本好きにとっては愉しみな一冊です。
まだそれをじっくりと読んだわけではないですが、パラパラと眺めていると、昨年気になった本が何冊も取り上げられていました。その中で、一番気になったのが、美術史を専門とする酒井忠康さんの5点でした。
酒井忠康さんの5点
1. 三浦雅士著『出生の秘密』(講談社 2055)
2. 鶴見俊輔著『鶴見俊輔書評集成』1−3巻(みすず書房 2007)
3. 『シュタイナー・コレクション』<高橋巌訳>1−7巻
(筑摩書房 2003-2004)
4. 『海野弘コレクション』1−3巻(右文書院 2006)
5. 四方田犬彦著『先生とわたし』(新潮社 2007)
このセレクト本は昨年出版されたものではないものも含まれていますが、どれも関心のある本です。まだ海野弘さんの本も『私の東京風景』と『都市風景の発見』しか読んでおらず、『歩いて、見て、書いて』は未読です。
この『みすず』にはその他多数の本が掲載されています。どちらかというと、人文系の本が多いのですが、その中から今年の読書リストを作るのも愉しいのではないかと思います。