思い切って買ってしまいました

今日は天気もよく、古本屋めぐりには最適な一日でした。こんなにゆっくり歩いてみたのは久しぶり。何かと慌ただしさが続き、落ち着いて、棚を見ることができませんでした。今日は勢い込んで行ったのですが、どうも初めの一歩が踏み出せない。

そこで、岡崎武志さんが言っていたように、まず一冊を。そこからひとつ勢いがつき、次から次へと、棚に手が伸びました。何事も初めの一歩を思い切って踏み出すことが大事です。躊躇していても、何も始まりません。

今日の購入本

いつも本を入れるための袋を持っていくのですが、それにも納まらずに、もう一つの紙袋に入れて持ち帰りました。その他にも文庫・新書を加えると、15冊。やはり少し買いすぎたと反省。それにしても重かった。

小林本は単行本だけでなく、文庫も集めていますが、『地獄の読書録』はちくま文庫とダブリますが、購入しました。同文庫の『地獄の観光船』があれば、「地獄の」が3冊揃うのですが、かないませんでした。

また、自分のテーマとして東京という街に関心があります。中でも新宿がいままで一番長く付き合っている町なので、田辺茂一さんの『わが町・新宿』は読んでみたい一冊でした。

あとは、思いつくまま、最後の今福龍太さんの『フットボールの新世紀』と吉田浩美さんの『ア・ピース・オブ・ケーキ』もなかなか。特に、後者は「ブ」の200円本なのですが、非常に丁寧な本づくりをしています。

クラフト・エヴィング商會の作品=本を見て、いつも感じるのは本当に本が好きだということ。また、自分たちの納得の行く本づくりをめざしているように思います。本への愛着が明らかにちがいます。

今日は思い切って買ってしまいました。 さて、どれから読みましょうか。