夜、荻窪に行く
水曜日は古本屋めぐりの日と決め、気分転換も兼ねて、あちらこちらを見て廻ろうと思っています。そんな思いで、今日は久しぶりに荻窪に行ってきました。
いつものコースを廻るには夜遅くなったこともあり、古本屋2店と「ブ」を一巡しました。単行本はそれほどめぼしい物がなかったのですが、いい文庫が拾えたので、ま、よしといったところです。
最近、「ブ」でいい単行本に出会う機会が少なくなったと思うのは私ひとりでしょうか。年末の大掃除を考えれば、1月こそ期待できそうなのですが、どうでしょう。(取らぬ狸の皮算用か)
今日購入した文庫
- 沢田教一『泥まみれの死−ベトナム戦争写真集』(講談社文庫)
- 多田富雄『独酌余滴』(朝日文庫)
- 小林信彦『1960年代日記』(ちくま文庫)
- 柄谷行人『内省と遡行』(講談社学術文庫)
- 谷川健一『魔の系譜』(講談社学術文庫)
- 坂口安吾『日本論』(河出文庫)
今回の購入本の中で、沢田教一さんのベトナム戦争の写真はいまでも鮮烈な印象があります。また、均一本で小林信彦さんの『1960年代日記』を購入できたことは予想外でした。