神田神保町の歩きかた2008年度版

今日書店に立ち寄り、『東京人』の1月号を買いました。特集は「神田神保町の歩きかた2008年度版」。雑誌は来年1月号で、暦よりも一足早く、新年度になっていました。この号は毎年買っているので、今年も例年通り買いました。

パラパラとページを追う中で、今は無き書店やすでに閉店となったアクセスの写真を見たりしました。写真は鮮明にあの頃を写し出しています。懐かしくもあり、切なくもあり、なんとも複雑な気持になりました。

アクセスといえば、南陀楼綾繁さんが<「書肆アクセス」という豆宇宙>と題して、あのアクセスの31年の軌跡について書いています。写真も掲載されており、あの店が誌上で見ることができます。

時代とともに、書店や古本屋さんも変わります。しかし、これだけの執筆陣が神田神保町について書いているわけですから、まだまだ神保町健在と言えるしょう。また、そう信じたいと思います。

そう思って読み進むと、地価が上がり、再開発が進み、「本の街」は生き残れるか、と書きつつ、永江朗さんはこうまとめています。

古書店だけでなく、私たち客も含めて、みんなが「残そう」という意志を持たなければ、この街は消えてしまうかもしれない。古書店160軒と新刊書店30軒が集まる世界最大の本の街の土台は、決して磐石ではないのだ>

不安が過ぎります。が、この不安は何事においてもあるものです。人が生きるのと同じように、街が生き残ることも難事であることに変わりありません。どうにかこうにか、漂えど沈まず、なのです。