またニューヨークについて

最近の日曜日のブログはなんとなく長くなりつつあります。自分では長さを気にはしていないのですが、ブログという点を考えれば、簡潔明瞭な短文の方がいいように思います。文字数は400字から500字ぐらいか。しかし、それがままなりません。

昨日はピート・ハミル『マンハッタンを歩く』(集英社)を紹介しましたが、そのあとブログめぐりをして、「ニューヨークの遊び方」で「紅葉直前のセントラルパーク」が掲載されていました。

初めてNYに行ったのが、ちょうど10月。まだ紅葉していなかったか?記憶が曖昧です。それにしても、写真を見る限り、まだこれからのようです。セントラルパークを散歩する著者は次のように書いています。

「秋のニューヨークで、セントラルパークのお散歩。天気は晴天。少しひんやりとした空気は緑の匂いがします。深呼吸すると体の中がぽわっと熱くなってきて、感覚が研ぎ澄まされていく不思議な感じ」

「NYの街角にいつもドラマが」といった作家をいましたが、NYの街には多くの発見や刺激が溢れています。この「感性が研ぎ澄まされていく」感じは確かにあります。もう一方で感性が解放される感じもあります。この緊張と解放の日常がNYの魅力のひとつです。