11月の新刊文庫速報

昨日はほとんど意識のないままに眠りについてしまいました。これはまずいと気づいたのは朝でした。時計は逆に戻らないので仕方がありません。それにしても、と少々情けなく、なおも後悔の念しきり。そういう日もあるものです。

今日のブログから。11月の新刊文庫の速報が「書林雜記」に掲載されていました。なんと予想外の本が文庫化されます。その他にも気になる本を見つけ、11月も愉しい日が続きそうです。それだけでも気持にハリが出てきます。

予想外の本とは次の文庫。この本は古書店、「ブ」でも気にかけて探していたもので、文庫化されれば、まず買って再読したい2冊です。

またさらに挙げると、

  • 森銑三『明治人物閑話』(中公文庫)

これも開高健さんのルポルタージュ選集の1冊です。まず『日本人の遊び場』を購入し、手元にあります。それを含み、次の5冊が出版されます。

    • 『日本人の遊び場』(購入読了)
    • 『ずばり東京』(かつて文春文庫で出版)
    • 『過去と未来の国々』(岩波新書で出版)
    • 『声の狩人』(岩波新書で出版)
    • サイゴンの十字架』(これは単行本で持っていません)

開高さんもいいのですが、11月の文庫は何と言っても本田靖春『我、拗ね者として生涯を閉ず(上下)』(講談社文庫)です。

〔追記〕
こう書いてから、ブログめぐりをすると、「悪漢と密偵」でも11月の新刊文庫を紹介していました。しかし、その中には上記の本田靖春さんの本がない。これはどうしたことか?

本やタウン」の「文庫近刊情報 11月発売」を見ますと、この本を発見。やはり11月15日発売予定。但し、価格は未定。これでひと安心。