9月頑張る、中公文庫

昨日の「空想書店 書肆紅屋」の「荷風と政二郎」で、森銑三著 小出昌洋編『古人往来 』(中公文庫)を取り上げ、「晩鮭亭日常」の「仲秋のピンボール。」で、谷崎潤一郎著『夢の浮橋』(同文庫)を取り上げていました。ともに中公文庫の9月の新刊。

朝の朝日新聞の新刊広告をみると、ちょうど中公文庫の9月の新刊の紹介があり、今月のラインナップはいい。久々にドキッとしました。今月ようなの文庫が毎月出れば、中公文庫復活ということになろうかと。さて次月はどうでしょうか。

中公文庫 9月新刊で気になった文庫

それにしても、文庫の値段が高くなりました。上記のなかで、一番安いのが『夢の浮橋』の780円で、最高が『近代科学の源流』の1050円。こう書くと、各文庫の値段を記入した方がいいと思い、追加しました。

さて、まずはというと、森銑三著 小出昌洋編『古人往来』になりましょうか。こんなことを机上で想像しているのが一番愉しいのかもしれません。全部買おうとすると、躊躇してしまいますので。値段、どうにかならないものか。どうにもならないということは明らかなのですが。

夢の浮橋 (中公文庫 た 30-54)     古人往来 (中公文庫 も 6-10)

     近代科学の源流 (中公文庫 い 104-1)

*1:自然選書名著を初文庫化」という。