本の整理とサイトの更新

今日は一日本の整理とサイトの更新をしました。本の整理も積み上がる本の山を移動しているだけで、大幅に減るわけでもなく、ただひたすら増えるばかり。せめてきちんと整理し、できるだけダブリのないようにしたいものです。

四谷書房」のサイトを久しぶりに更新しました。少し気を緩めると、あっという間に2週間、3週間が過ぎてしまいます。そしてもう9月。やはり、これではと嘆く前に、仕入れ→掲載→注文を。掲載しない本は不良在庫なのですから。

ブログを見ていて、「整腸亭日乗」のPreBuddhaさんが高山宏さんを連続(「表象の芸術工学」と「近代文化史入門」)で取り上げています。サイト更新のときに、『超人高山宏のつくりかた』(NTT出版)を掲載したので、そのブログを読みました。高山さんの主な作品を掲載し、次のように記しています。

「書物を通じて著者に出会う。それは数多くの作家や評論家やライターなどの物書きなのだが、ある書物が、決定的な衝撃をもたらし、その著者との遭遇を一種奇蹟のように感じることは、これまでの乏しい経験から言っても、10年に一人だ。そのひとりになるかも知れないのが<高山宏>である。」

この力の入れようは普通ではありませんが、それだけ衝撃があったのでしょう。「一種奇蹟のように感じる」ことは読書人として幸せだと思います。そんな至福の出会いを求めて本を読み、書店に行き、古本市を巡るのだと思います。まだ誰も知らない人と本とに出会うために。

出会えたら幸運!そうした幸運があちこちに転がっているわけでもありません。出会いたいために、次から次に本を買い、雑誌を読みのです。万一出会えたら、それは「一種奇蹟」と言ってもいいでしょう。小林秀雄さんがランボーに出会ったように。

また、「恵文社一条店 店長日誌」を見ていると、「書店カルチャー!?」と題して、現在発売中の京阪神エルマガジン」(特集「書店カルチャー!?」)に恵文社一条店が紹介されているそうです。内容も気になります。読みたい方は東京堂書店書肆アクセスへ。私も早速。*1

サイト更新しているときに、ふと気づいて、9月20日からの「ふるぽん秘境めぐり」の宣伝をと思い、バナー広告風の告知を作りました。このブログと「四谷書房」のサイトに掲載しました。できることから少しずつ、まずは宣伝を。

*1:「空想書店 書肆紅屋」によりますと、岡崎武志さんは今月の『彷書月刊』に、山本善行さんは現在発売中の「Lmagazine」にあの高遠本の家について書いているそうです。