新聞・TVで話題の本

いつもブログを見る/読む際に欠かさないのが「新聞・TVで話題の本」です。これはまさにタイトル通りの内容で、書評等で取り上げられている本をメディアごと見ることができます。この点、便利なブログです。

今日の同ブログから気になった本

毎日新聞書評より

(1)大村彦次郎                                『万太郎 松太郎 正太郎―東京生まれの文士たち』(筑摩書房)

これは前にもブログで取り上げた本です。出版されてから図書館の本を検索している時に、めずらしく2番目に予約することができ、喜んでいました。すると先週末に図書館から電話があり、この本が行方不明になっているので、すぐには確保できません、と言われました。行方不明?これは買うしかないようです。

(2)小川洋子博士の本棚』(新潮社)

あの『博士が愛した数式』からの書名でしょうが、この本の書評を読みますと、なかなか面白そうです。「敬愛する作家の一人、武田百合子の『富士日記』もボロボロになるまで味わい尽くした。」これだけでこの本を読もうという気になってしまいます。

万太郎・松太郎・正太郎―東京生まれの文士たち      博士の本棚


◇ 読売新聞書評より

内田繁普通のデザイン―日常に宿る美のかたち』(工作舎)

インテリアデザイナー 内田さんの「UCHIDAデザイン講演録」だといいます。今回これを取り上げたのは、先日内田さんの本を購入したからです。1冊は『インテリアと日本人』(晶文社)。もう1冊は『椅子の時代』(光文社)。これは文が内田繁さん、写真が稲越功一さん。購入した後、見返しに次のように記されていました。

黒田征太郎様                                 1988 5 30                                   内田繁

なぜ、この本が「ブ」にあったのか? はとにかく、これは内心得したという思いでした。こういう意外な本があるんですね。「ブ」には。まだ。だから立ち寄ってしまうのでしょう。

インテリアと日本人      普通のデザイン―日常に宿る美のかたち