古本屋開業のための必読書

喜多村拓著『古本屋開業入門―古本商売ウラオモテ』(燃焼社)を読了しました。「本屋のほんね」の書評の通り、古本屋を開業したい人の必読書です。おそらくこの一冊があれば、古本屋は開業できるでしょう。

店頭販売、通信販売、ネット販売のノウハウを公開し、仕入から商品の送付までについても書いてあります。そして、最後に、「さあ、ここまで読んで、どうですか。それでもあなたは古本屋をやろうと思いますか。」という一行。この一行が重い。

私自身もこの問いに対して自信を持って答えられるわけではありません。しかし、やりたいことがあったら、やったほうがいい。やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいい、後くされないと思います。

そんな思いで「それでもわたしは古本屋をやろう」と思いました。まだまだ未熟です。果たしてどこまで続くかわかりません。が、やり続けたいと思っています。

[喜多村拓さんの本]

古本迷宮     書痴迷宮

こう書いて、ふと思ったことがあります。このブログでも、意識して、本の画像を掲載するようにしています。それは文字だけでなく、画像を入れることによって、本が引き立ち、わかりやすくなるからです。

理想はこのブログで紹介したすべての本が「四谷書房」サイトの古本にリンクできることです。そこまで行くためにはまだまだ長い道程があります。それでも、そうなることをめざして、やって行こうと思います。

ちょっとコーヒーブレイク。ホットじゃなくて、アイスを。