神保町めぐり

今日も暑い一日でした。それも午後は汗が止まらぬほど。そんな中、神保町めぐりをしました。本当は五反田にも行きたかったのですが、「古書の森日記 by Hisako」の6/22「古書展めぐり」を読んで、Hisakoさんとは逆に「ぐろりあ会」を見て廻りました。

今日は雨だったこともあり、午前中に五反田展に行っただけで、東京古書会館の「ぐろりや会」はパスしてしまった。五反田展も、1階会場が縮小されていて本も少なめで、人もいつもより少なかったようだ。でも、ちょっと面白い本が買えたので、ハシゴはしなかったけれども満足。

五反田は本が少なかったようなのですが、「ぐろりあ会」も本が少ないような気がしました。しかし、面白い本に出会えれば、本の数など問題ではありません。そこで購入した本は一冊ですが、これはこれでよしでした。


W・H・オーデン(中桐雅夫訳)『オーデン わが読書』(晶文社)

一巡目は何もなく、今日はなしと思っていましたが、ニ巡目でこの本を見つけました。オーデンだから、中桐訳だから、晶文社だから、購入しました。これで、『染物屋の手』(晶文社)に次いで2冊目のオーデンです。

そこから田村書店、小宮山書店、東京書店、書肆アクセス、最後にブックダイバーに立ち寄りました。ブックダイバーではちょうど女性店主だけのダイバー・マーメイド寄港市が開催されていました。

そこで、甘夏書店さんに会い、今回の古本市の話をしたり、やまねこ書店の奥様が出品していることを聞いたり、一箱古本市で一緒だったぐるぐる堂さんの箱を見たりしました。

同寄港市は6月25日(月)11:30〜19:30まで開催しています。本だけなく、雑貨もいろいろ置いてありました。意外な掘り出し物があるかもしれません。

購入本は次のニ冊です。甘夏書店さんの棚から、また古書梅酒さんのバスケットから一冊ずつ。

眼の狩人 ―戦後写真家が描いた軌跡     散歩のあいまにこんなことを考えていた

前者はブログでも書きました、写真家について関心があって。後者は帰りがけ入口付近で見つけ、思いのほか安かったので購入しました。

大竹さんの文庫を買ったのはいいのですが、その文庫の間にしおりが挟んでありました。これは甘夏をデザインしてあり、手づくりで、なかなかのものです。こうしたことは男ではムリ。さすがにきめ細かいとため息。

その他、別で雑本を三冊買って、帰宅しました。