プランタン古本市と新書の新刊

今日は銀座に立ち寄り、プランタンの古本市を見てきました。もっと多くの古書店が並んでいると思ったのですが、台数は5〜6台ぐらいで予想外でした。本はというと、あまりめぼしいものはありませんでした。

ひと通り見て、帰ろうとすると、気になった一冊がありました。それは平澤一さんの『書物航游』(中公文庫)。かつて読んだことのある本ですが、いま手元になく、記憶も曖昧でしたので購入しました。

そこから旭屋書店に足を延ばし、最新刊の文庫新書をチェックしてきました。手に取ったのが次の2冊の新書でした。

その一冊は西垣通さんの『ウェブ社会をどう生きるか』(岩波新書)ともう一冊は谷沢永一さんの『読書通−知の巨人に出会う愉しみ』(学研新書*1 )でした。

西垣さんの本はずっと読み続けてきましたので、この新書もメモし、買おうと思います。このほかに次の2冊*2があります。

また谷沢永一さんの本も久しぶりです。この新書はあまり知られていない「知の巨人」*3を取り上げ、面白そうな予感のする新書でした。

今日買おうか、悩みましたが、明日新宿のジュンク堂書店紀伊國屋書店に行く予定ですので、そのときに買うことにしました。

ウェブ社会をどう生きるか      読書通―知の巨人に出会う愉しみ


*1:学研の今月創刊のなかの一冊。そういえば、同新書から田中優子さんの『芸者と遊び−日本的サロン文化の盛衰』も読んでみたい一冊です。

*2:この2冊は同新書の村井純さんの新書と同様に、大いに参考になりました。

*3:中村幸彦木村毅天野敬太郎、矢代幸夫、小野玄妙、石川準吉、瀧川政次郎、市川本太郎、岩本裕大橋武夫長澤規矩也上田辰之助を取り上げています。