加藤典洋さんのよしもとばなな評

たまには「アエラ」をと、100円マガジンで買いました。「アエラ」も息の長い雑誌になりました。電車の中で、めずらしくパラパラ。その中に、「よしもとばななと私たちの20年」という記事がありました。

よしもとさんも『キッチン』でデビューしてから20年だといいます。読んでいくうちに加藤典洋さんのよしもとばなな評が掲載されていました。

村上(春樹)さんは「日本の戦後のバックグラウンドを知らないと、本当には理解できない最後の小説家」で、よしもとさんは「そういうバックグラウンドを何も知らなくても理解できる最初の小説家」。

さすがに、うまい言い方です。