「ダカーポ」の「本屋さんがすすめるおもしろい本」
「ダカーポ」の6/6号で「本屋さんがすすめるおもしろい本」を特集していました。これは恒例の「ダカーポ」の本特集のひとつ。一通り見ましたが、中条省平さんの行きつけの本屋は?というなかで、ジュンク堂の田口久美子さんについて語っています。
田口さんは、ウソはつかないというか。売るために、あれもこれもと勧めるのではなく、"私はこれがいいと思います""これは私にはわかりません"とはっきり言ってくれる。判断基準を自分に置いているのは、本当に本が好きな人の態度ですよ。
といいます。こうした毅然とした態度がいい。それだけのことをしているからこそ、こうした態度が取れるのです。その、田口久美子さんのおすすめの3冊。
- ウィリアム・トレヴァー『聖母の贈り物』(国書刊行会)
- 東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生』(講談社現代新書)
- 内田樹『下流志向』(講談社)