小池昌代さんが川端康成文学賞に

「新潮」06年9月号に掲載された小池昌代さん(詩人・作家)の「タタド」が川端康成文学賞を受賞しました。おめでとうございます。

小池昌代さんはこのブログでも何度か取り上げました。どちらかというと、詩人としての小池さんの方に注目していたのですが、作家としてのこの賞を受賞されたことは新境地を拓いたという意味でも喜ばしいことです。

いま、手元にある小池さんの著書は次の通りです。

  • 『井戸の底に落ちた星』(みすず書房) −左
  • 『ルーガ』(講談社)
  • 『屋上への誘惑』(岩波書店) −右
  • 『もっとも官能的な部屋』(書肆山田)
井戸の底に落ちた星     屋上への誘惑

個人的にはファンなので、小池さんには詩だけでなく小説もどんどん書いてもらいたいと思っています。これからのより一層の飛躍を願っています。

尚、短編集『タタド』は7月下旬に新潮社から出版される予定です。