林哲夫さんの「daily-sumus」より

5/2の「daily-sumus」で樽見博さんの『三度のメシより古本!』*1(平凡社新書)を取り上げています。新書の写真も掲載していますので、ご覧下さい。

『三度のメシより古本!』(平凡社新書、二〇〇七年)が届いた。樽見博さんの新著である。樽見さんにピッタリのタイトルで、ひょっとして自伝か日記随筆かと思ったのだが、中身は全く違った。浮世絵価格、明治文献、初版本などの価格の変遷史が大きな柱。他に馬琴、美成、蜀山人ら江戸時代の考証家、記録魔たち、そして真山青果、伊藤信吉など、「蒐集」に対する考察が実例をあげてなされている。この視野の広さは樽見さんならではものであろう。しかもキラ星のごとき名言がちりばめらている。

とは、林さんの言葉です。樽見さんの視野の広さと「キラ星のごとき名言」を読むことができるのですから、この新書は買わなければならないでしょう。

それとは別に、同ブログでは「メモ帳」に林さんの選んだリンクが掲載されていました。今まであまり気にしていなかったのですが、このリンクを見ますと、いままでにないブログが掲載されていました。

今回チェックしたリンクは次の3つです。リンク元までいき、その内容を見てみました。林さんの本を見る視点を実感しました。いいブログやサイトはどんどん紹介してもらいたいし、したいと思います。

こうしたリンクのあるブログとないブログとありますが、あるブログのリンクを通して、別のブログとつながることができます。いいリンク=いいつながりを大事にしたいですね。

*1:この新書は5/10に発売されます。アマゾンにはまだ掲載されていません。