見城徹さんの本ときだみのるさんについての本

ブログめぐりの中で、面白そうな本を発見しました。

まずは「知ったかぶり週報」3/6 より紹介の見城 徹さんの『編集者という病い』(太田出版)です。この本については次のようなコメントがありました。

(前略) いかんせん、寄せ集め文章の内容が重なりすぎていて(一冊で、何度も尾崎豊の同じエピソードを読まされてもなぁ)途中で飽きる。とはいえ、書き下ろしの前書きはさすがに美しい。これのために買ってもまぁいいか。

「前書きはさすが美しい」とのことですので、書店にて見てみたいと思いました。書棚には見城徹『編集者 魂の戦士』(KTC 中央出版)があります。これはNHKで放映した「課外授業 ようこそ先輩」に基づいて編集されたもので、次のような熱いメッセージが書かれています。

君たちの心は運動したか? 運動したら、わかるはずだ。やればできる。編集とは感動だ。

編集者という病い

もう一冊は e-hon新聞・TVで話題の本」の毎日新聞で取り上げていた一冊、太田越知明『きだみのる 自由になるためのメソッド』(未知谷)です。

きだみのる(山田吉彦)さんの本は『にっぽん部落』(岩波新書)、『人生逃亡者の記録』(中公新書)、『日本文化の根底に潜むもの』(ミリオン・ブックス)、『ファーブル記』(岩波新書)を持っていますが、いまだきだみのるさん、その人についての本を読んでいません。

今回のこの本は「日本生れフランス育ちを自認するきだみのるの生涯と言説の全貌!!」が書かれているそうですので、これを機会にきだみのるさん*1の人となりを読み、著作を読み直したいと思いました。

[補足] きだみのるさんで検索すると、同じ出版社から北実 三郎『永遠の自由人―生きている きだみのる』(未知谷)が昨年3月に出版されていました。

きだみのる―自由になるためのメソッド      永遠の自由人―生きている きだみのる

*1:きだみのるさんについては「きだみのる(山田吉彦)の紹介」に詳しい。