付箋と「今週の三冊」

まずはこのブログを見てもらいたい。2/13の「daily-sumus」。そこに掲載されている写真は中島俊郎『イギリス的風景』(NTT出版)です。この本見れば、あの付箋がいくつも付いています。

おそらくそれだけマークすることが多かったと推測できます。その付箋の色はこれまたカラフルでした。ただ単に手元の付箋をつけたのか、あるいは付箋の色に意味があって付けたのか。それはわかりません。

しかし、こうしたカラフル付箋を使うことも、付箋の使い方のひとつ。もし意味があるなら、その意味を聞かせてもらいたい気がします。そんなたいそうな意味はない、と軽く言われそうですが。

先週の『週刊文春』(2月15日号)を読んでいて、ひとつ驚いたことがあります。それはまたまた「文春図書館」の「今週の三冊」です。その一冊に山村修さんの『書評家<狐>の読書遺産』(文春新書)が取り上げられていました。評者は武藤康史さん。

その紹介文の最後に次のような記載がありました。こうしたつながりは言われてなるほどなのです。これで中野翠さんと山村修さんの点と点が新しい線になったわけです。

巻末に中野翠の一文を収録。中野翠のひいおばあさんと山村修のひいおばあさんは、姉妹なのだった。

因みに同号の『週刊文春』の「今週の三冊」は次の通りです。

  • 川本三郎『名作写真と歩く、昭和の東京』(平凡社)
  • 新井容子『40代初産をはじめた女性たち』(情報センター出版局)
  • 山村 修『書評家<狐>の読書遺産』(文春新書)
名作写真と歩く、昭和の東京   40代初産をはじめた女性たち   書評家〈狐〉の読書遺産