新聞の書評欄から

昨日とは打って変わり晴天。空気は冷たく冬の寒さを感じます。本格的な厳冬になるのか暖冬になるのか。いまだ不明。それでも雨よりも晴れのほうがいい。

今日、あたたかな陽射しの中でのんびりと新聞が読める。それだけでも「光の恵み」を感じ、なにかゆったりとした気持ちになります。

今日の新聞の書評欄から、気になる本をピックアップしました。(1と2は朝日新聞、3は日本経済新聞より)

1.『ミュージカルが《最高》であった頃』 喜志哲雄著 晶文社      (評者 巽孝之 慶応大学教授)

「ミュージカルの真の楽しみ方をじっくり伝授してくれる、これは最高のマニュアルである。」と巽教授、絶賛の一冊。

2.『ベビー・ビジネス』 デボラ・L・スパー ランダムハウス講談社    (評者 最相葉月 ノンフィクションライター)

代理母6万ドル、卵子5万ドル、養子縁組3万ドル・・・・・ と聞いてどうでしょう。最相さんは「市場を「流通」するのは生身の人間だ。」と結びます。

3.『編集者 斎藤十一』 斎藤美和編 冬花社

この人もすごい編集者のひとり。「週刊新潮」「フォーカス」などの有名雑誌の創刊に携わった新潮社の伝説の編集者です。その人についての寄せ書き集です。

ミュージカルが“最高”であった頃   ベビー・ビジネス 生命を売買する新市場の実態