12月9日(土)の購入本

ひとつ書き忘れていたのが、9日(土)の購入本。この日、雨にもかかわらず荻窪に行き、古本屋めぐりをし、次の本を買いました。

高島さんと鹿島さんの文庫は、ともに蒐集している著者の本なので、即買いました。鹿島茂さんの『パリ・世紀末パノラマ館』は写真や図版も100点余りを収録してあり、それが均一本、すぐに手が伸びました。

本と中国と日本人と      パリ・世紀末パノラマ館―エッフェル塔からチョコレートまで

『読書の現在』も毎年恒例の「みすず」の読書アンケート1980〜1986を一冊にしたものです。まだまだ岩波書店の本が数多く掲載されていました。*1こうした過去の読書のリストを見るだけでも、当時の本と今とのちがいに驚かされます。

この本の書名の○印があり、傍線も引かれていました。これはあとでわかったことです。出久根達郎さんのようにみるか、みないか。

曰く、「古本の書込みは、一編の小説である。」*2

*1:かつて岩波、いま筑摩、といったところか。

*2:出久根達郎『いつのまにやら本の虫』(講談社文庫)より。