今日は久しぶりに神保町へ

今日は天気もよく、仕事が関係で神保町に行ってきました。三省堂や書泉などを廻り、古本屋さんも見て帰ってきました。時間があれば、もっとゆっくりできたのですが、そういうわけにはいきませんでした。

いい本に出会い、まとめ買いっていうのが少なくなった気がします。それだけこの時期がよくないのか? またはいい本が流通しないのか? 仕事以外の本で購入したのが、次の本でした。

江戸前―日本近代文芸のなかの江戸主義

あまりピリッときませんでしたが、それでもせめてと思い買いました。ボードレールの『人工楽園』(渡邊一夫訳)とフロイド イェンゼン『文学と精神分析』は2冊とも角川リバイバルコレクションです。

それと昨日読了したのが、塩山芳明さんの『出版業界 最底辺日記』(ちくま文庫)です。この日記には塩山さんの波乱万丈、疾風怒涛、喜怒哀楽の日々が綴られています。

とにかくいろいろなことがありますが、艱難汝を丸くせず。どんどん角張り、尖がっていく。まだまだ。そんな掛け声がかかりそうな、エロ漫画編集者「嫌われ者の記」。

次に手に取ったのは、江 弘毅さんの『「街的」ということ』(講談社現代新書)です。これは古書現世の向井さんがいいと言っていた新書。その他に、そう三浦しをんさんの『三四郎はそれから門を出た』(ポプラ社)も読みかけで、まだ読了していません。

三四郎はそれから門を出た
   三浦しをん 『三四郎はそれから門を出た』