新橋古本まつりにて

今日、北日本では猛烈な突風が吹き荒れた一日となりました。竜巻による死傷者も出たと7時のニュースでは報じていました。ビルの中にいて、実感できませんでしたが、東京でもかなり強風が吹いたようです。

新橋の古本市に立ち寄りました。古本市には特に影響はなかったようです。久しぶりの古本市で、素早く巡回し、店頭チェックしました。気になる古本屋さんと本はマークし、二回目の巡回の時に重点的に見て回りました。

やはりいい本は高い。これは当たり前なのですが、そうした中でもいい本を探すというのが古本市の、もうひとつの愉しみです。もちろん、安くてという条件が付くのですが。

今回は次の本を購入しました。

異都発掘―新東京物語

*1:この本「出版月誌 1968-1978」は月刊「みすず」に書きつがれてきたものを編集し一冊の本にしたもの。歴史的資料としてもいいのではと思い購入しました。アマゾンを調べると、「出版月誌 1979‐1990」もあることを知りました。

*2:松山さんの本を少しずつ集めています。まだ全部手元にあるわけではありません。じっと我慢しながら、本との出合いを待つしかないのです。蒐集は忍耐です。

*3:これは写真もあり、東京を読み解くわけですが、この文庫の間に1983年4月5日の朝日新聞夕刊の藤森照信さんの「挫折が今に響く 明治の東京改革」という切抜きが挟んでありました。こうしたものも、古本の面白いところです。それにしても、記事の活字が小さい。こんなに小さかったのかと改めて驚きました。

*4:アレーという筆者は知らなかったのですが、山田稔さんが訳者でしたので購入しました。