秋が終わり、来年春にまた
昨日「秋も一箱古本市」が終了しました。今回は仕事の関係で十分準備ができず、少々不本意でした。しかし、参加する以上と思い、前日瀬戸際の準備をしました。どうにか間に合って、当日を迎えることができました。
朝10時集合。谷中ぎんざの「まるふじ」に向かいました。9時40分ごろに到着すると、すでに来ている方がいました。谷中ぎんざの通りは日曜日の朝で、まだ人通りも少なく、街の人たちもちらほら。
10時になり、店主の事前打ち合わせをしました。春と大きく違うところは、精算をお店ごとやること。つり銭を準備してあるので、陳列を始めました。万一の場合は事務局も両替をしてくれるとのこと。これで準備万端。
11時に古本市開始となりました。今回は事前告知の通り、晶文社の本を中心に品揃えをしました。300円本と500円本の2種を陳列しようと思いましたが、前日準備で間に合わず、300円均一のみとしました。
今回はとりさん*1、NEGIさん*2、南陀楼さん、黒岩さん、岡崎さんにもお会いしました。とりさんとNEGIさんは今回はお客様。南陀楼さんと岡崎さんは相変わらず元気そうでなにより。
黒岩さん*3にもお越しいただきました。お会いするのは今回がはじめて。日頃ブログを読ませていただいているのですが、やはり驚きと緊張。少し話しましたが、温和で落ち着いた方でした。
今回「まるふじ」には阿佐ヶ谷の「元我堂」さん、『出版業界最底辺日記』の塩山さん、川越むかし工房の皆さんが一緒に出店していました。それぞれが本好きだけに、店頭もなにかとにぎやかでした。本の話が弾み、愉しいひと時を過ごすことができました。
午後NEGIさんから、退屈男さんと晩鮭亭さんの出店を聞きました。そこで宗善寺へ。谷中ぎんざの賑わいに比べて、ゆったり古本市という雰囲気でした。そこで、退屈男さんと晩鮭亭さんに挨拶をし、陳列を見ると、晩鮭亭さんはサノシゲ。なるほど、と納得。各箱を一巡して、また再び谷中ぎんざへ。
「まるふじ」に戻り、後半戦へ。天気もまずまずで、人通りも多く、午前より売れ始めました。準備不足の300円均一が奏功したのか、晶文社本がかなりなくなりました。
また、四谷書房をネットで知って、来てくれた方が何人かいました。これも今回うれしかったことです。ある方とはサイトのつくりかたについて話をしました。こうしたことも、このイベントがあればこそです。*4
4時から5時にかけて、小雨がわずか降ってきました。春の古本市は雨にやられたのですが、今回も最終でと思いましたが、どうにか5時まで出店できました。
私用があり、打ち上げには出られなかったのですが、今回の古本市の事務局の皆様、谷中ぎんざの皆様、同じ場所に出店した皆様、そして当店の本をお買い上げの皆様、本当にありがとうございました。
[追記] 退屈男さんが「秋も一箱古本市06」リンク集を作っています。ご覧下さい。