田口久美子『書店繁盛記』読書中

今週、半藤一利著『永井荷風の戦後』(筑摩書房)と田口久美子著『書店繁盛記』(ポプラ社)を2冊を購入しました。

まず、『書店繁盛記』から読み始めました。これがやはり面白いのです。読み進むうちに、なるほども多々あります。書店員一筋。ここまで走り続けてきた田口さんですが、すごい読み手のひとりでもあります。

例えば、次のような箇所は!です。

出版社が、アマゾンの「一五○○円以上の本、送料無料」という設定にあわせて、単行本の定価付けの最低ラインを一五○○にあわせようとしている。

ここだけでも、アマゾンの凄さを感じます。また、こう書いてあって、納得してしまう自分にも大いに驚いています。そこまでアマゾンが浸透しているのです。

この勢いですと、今日中に読了しそうです。

▼四谷書房のサイトは http://yotsuya-shobo.com/ こちらから。