紀伊国屋書店新宿南店にて「絶版文庫街」

今日朝日新聞で「新刊書店で古本文庫市」という記事を読みました。あの「ふるほん文庫やさん」が紀伊国屋書店と提携して、9月28日まで新宿南店にて「絶版文庫街」を開催しているそうです。

新聞には「古本店が新刊書店と提携する珍しい試みだ。」といっていますが、東京堂支店ふくろう店でも、常設で絶版文庫の棚があります。こうした提携も今は数が少ないかもしれませんが、これから増えていくのではないでしょうか。

紀伊国屋書店との提携は2004年から始まったそうです。そして今回は新刊書店に来るお客様を対象とし、販売価格は480〜1280円の5段階で、商品点数は12000点余を出品しているといいます。

この「ふるほん文庫やさん」については同社会長の谷口雅男さんの『ふるほん文庫やさんの奇跡』に詳しく書かれています。帯には次のように掲載されていました。これは一読に価します。ぜひ。

ふるほん文庫やさんの奇跡

地獄の底で 文庫に出会った!

誰もが無謀と言った文庫古本業をゼロから立ち上げ、世界最大・40万冊*1のビジネスに。元・化粧品セールス日本一の凄腕、今や文庫の鬼が、壮絶な生き方をすべてさらけ出した半世紀。

*1:先の新聞記事によりますと、50万冊と言うことになっていました。当然年月が過ぎ、在庫も増えます。