あのYouTubeで梅田望夫さんと吉岡弘隆さんの対談を
梅田望夫さんの「My Life Between Silicon Valley and Japan」の「[シリコンバレー精神] 昨夜の対談イベントの音声、YouTube映像」で、音声と映像の放送を試みています。はじめは音声だけでしたが、いま映像も見ることができるようになりました。
こうした視聴覚によるマルチ・メディア化はこれから益々増え、盛んになると思います。はてなの案内もはてなの独自のテレビで流しています。はてなはこうしたことにも積極的に取り組んでいます。*1
活字も音も映像もネットを通してどんどん溢れてきています。この梅田さんの対談も流しているYouTubeを見ても、映像はプロだけのものではなくなったことを実感します。うまいへたはありますが、個人が気軽に映像を作り、それを公開できる環境は整っています。
これらを見て思うこと。
- メディアを駆使し、個人がメッセージを発信できるということ。
- メディアはこれから情報量の増大し、メッセージの質が向上する。
- 情報の量ではなく、メッセージの質が大事だということ。
- ますますマスコミではなく、マイコミ*2(ブログやmixi)になっていく。
- メディアはこれからさらにマルチメディア化を促進していくことなど。
これからはメッセージや情報の量が知らぬ間に増大しています。SN比、シグナルとノイズのノイズも増えてきます。コミュニケーションも双方向ではなく、一方的というケースもあります。文字や音や映像や動画等の情報に無差別に、無制限に、無関係に、個人がどんどん露出しています。
こうした露出過剰に対して、ノイズの見極めと、一方的でなく双方向のコミュニケーションをどう組み立てていくか。大きな課題がわれわれの前にあります。
▼四谷書房のサイトは http://yotsuya-shobo.com/ こちらから。
*1:例えば、「週刊はてな」も日本とシリコンバレーから放映しています。♪動画&音声公開中♪ これを見て、はてなはいままでの会社というイメージからは別のなにかを感じさせます。会社のつながりというよりも仕事のつながりが強い。タテの関係というよりもヨコの自由でのびのびした関係。そして働いている人も社員というより仲間といったほうがいいのかもしれません。そんな雰囲気を感じます。
*2:新しいネット時代の個人的なコミュニケーションをマイコミュニケーションといい、その略。例として個人のツールになったブログや「これまでの友人関係を更に素敵 なものへと導き、新しい交流も生み出す日本初のコミュニティエンターテイメント・ ソーシャルネットワーキングサイト」のmixiなどが上げられます。