2006-09-04 9月気になる新刊追加 「東川端参丁目の備忘録」の8月29日「9月のみすずは、シブいぞ」の、新刊紹介の中から、次の3冊を「希望格差」の山田さんの新刊と映画関係の本2冊が気になりました。 『新平等社会 「希望格差」を超えて』山田昌弘 文藝春秋 9/中 1,260円 これは「希望格差」の山田さんの新刊。「希望格差」を超えられるのか。 『幻のキネマ満映』山口猛 平凡社 9/11 1,680円 満州と満映の関係史について、山口猛さんの新刊。書評は川西政明さんに。 『東京名画座グラフィティ』田沢竜次 平凡社 9/11 756円 阿奈井文彦さんの『名画座時代−消えた映画館を探して−』は全国版。これは東京の「名画座時代」。あの熱い時代が再び甦るか。 そして最後にもう一冊追加します。 『戦後の巨星 二十四の物語』本田靖春 講談社 9/20 2,100円 本田さんの仕事(ノンフィクション)はいつもしっかり書き込まれています。こうした本田さんの仕事はもっと評価されていい。この一冊、各界の二十四人の巨人たちとの対談集。戦後人物史としても価値あり。