古本好きの女性が増えている(らしい)!?

        
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今日の日本経済新聞の夕刊に「古本の魅力 女性とりこ」というタイトルで、古本好きの女性が増えているとの記事が掲載されました。

古本好きの女性が増えている。/ 希少性よりも内容を重視し、アンティーク雑貨のように暮らしの中で古書を楽しむ。/ おしゃれな古書店も女心をつかむ。

ここで紹介されているのが、まず東京三鷹の「古書上々堂」です。ここは三年前に開業し、岡崎さんや南陀楼さんのコーナーもある書店で有名ですが、現在女性客が全体の半数を占めるそうです。

次に川崎市川崎区の「いちご舎」。ここは実用本、ハーレクイン、少女マンガなの女性が好む古本を集めているそうです。売上は上々で、一日に3万〜4万円あり、採算はとれているとのこと。

また、ネット取引の普及に伴い、ネット古本屋も注目されているそうです。その一例として、「海月書林」と市川慎子さんのことばが紹介されていました。

七月には東京・荻窪に喫茶店を併設した女性向け古書店を開く。

これ、初耳。どういうかたちであれ、古本好きの人が増えることは良いことです。男性であれ、女性であれ。7月以降、荻窪に行く愉しみがひとつ増えました。ただし、女性向けというのが気になります。

[追記]
本日6/21、「海月書林」のサイトに立ち寄りますと、次の記載があり、ひと安心。さてどんな古書店になるのでしょうか。

20日日経新聞夕刊に、海月書林荻窪に「女性向け古書店を」と書いてありますが、特別女性向けに限定しているわけではありません。男女問わずご来店お待ちしています。