四谷書房のサイト内容の変更

         
▼四谷書房のサイトは http://yotsuya-shobo.com/ こちらです。 

四谷書房のサイト内容について、次の2点を変更しました。

(1)本の価格の表示について、(税0円)という表示が分かりづらいとの指摘がありました。これを次のように変更しました。

  • 販売価格(税0円)→ 販売価格 (=税込価格)
  • 定 価(税0円)  → 定 価  (=本体価格のみ)

ご承知の通り、消費税の方式に外税と内税の2つがあります。そのどちらかを指定しなければなりません。しかし、販売価格を税込(内税)に、定価を外税にということがシステム上できません。それで、(税0円)という表示になりました。

こうした消費税の導入*1 に、当初出版業界でもたいへん混乱していたようです。表記が内税方式であったり、外税方式であったり、またカバーを変えたり、価格シールを貼ったり・・・・・。

また税率が変更になれば、税込価格表示では同じ混乱を招くことになります。それで現在の一般的な表示「本体価格+税」という表示に変わっています。それで、定価は外税方式を適用し、本体価格の表示だけになります。

しかし、販売価格は内税方式の税込価格で表示しますので、定価と販売価格では消費税の方式が異なります。そこで、(税0円)という表示で対処しました。本来は定価=本体価格○○円、販売価格=税込価格○○円としたいのですが、そういうわけにもいきません。

したがって、上記のように価格だけ表示して、その説明を告知するようにしました。今でも価格表示についてはすべてがすべて統一されているわけではないので悩ましい問題です。

(2) 商品詳細のなかのデータ追加について、本のデータが表示されていないので、「商品一覧」に戻って確認するという手間がかかるという声もありました。

①作者名や書名やキーワードで検索 → ②「商品一覧」が表示 → ③書名をクリック → ④「商品詳細」が表示

この④の段階で、書名、型番、定価、販売価格、購入個数を表示されていますが、本のデータが表示されていないので、再度②に戻り、それを読むことになります。

その手間を省くために、本のデータを「商品詳細」の画像の下に追加しました。これで、「商品詳細」のページで商品の内容がすべて見れるようになりました。 

この変更に伴う作業は「新着」「テーマ」についてはすでにデータ追加済みです。「ジャンル」については相当な冊数があります。順次データ追加をしていきます。 

こうした2点の問題は細かな事項なのですが、決してなおざりにできません。特に消費税の問題は本だけではないので、いまの、またこれからの問題でもあります。

ネット古本屋をやる中で、このように遠い問題も身近な問題として考え直すこと。頭で、想像で、イメージで考えるのでなく、体で、行動で、リアルに考えること。これって、大事だと実感しています。

*1:消費税導入の歴史
1978年 大平内閣時に、一般消費税導入案が浮上するも、総選挙に大敗し撤回。
1988年 竹下内閣時に、消費税法が成立、12月30日公布。
1989年4月1日 消費税法施行 税率3% 
1994年2月頃 細川内閣で税率を7%とする国民福祉税構想が世論の批判を浴びる。
→白紙撤回 
1997年4月1日 橋本内閣時、地方消費税の導入と、消費税等の税率引き上げ(3%
地方消費税を合わせて5%)
(「ウィキペディア」より)