2011-05-30から1日間の記事一覧

クラフト・エヴィング商會『おかしな本棚』#4

このクラフト・エヴィング商會『おかしな本棚』は不思議な本です。この本について、4回も取り上げるとは思ってもみませんでした。しかし、いつも本棚の写真を見て、その棚についての文章を読むと、切りがなくいろいろな思いが浮かびます。この本は、予想以上…

クラフト・エヴィング商會『おかしな本棚』#5

神戸は本を買いたくなる街だ。うちの本棚の至るところに神戸で買った本がある。『既視の街』はいまはもうない高架下の古本屋で、『迷子論』は三宮地下の新刊書店で買った。買った本の背中が入口となり、本棚から「あのころの神戸」までいつでも歩いてゆける。…