谷川俊太郎さんの仕事の現場
今日毎日新聞の「仕事の現場」で、取り上げられていたのが詩人の谷川俊太郎さん(当年とって87歳)です。
意外だったのが、詩を読むより、音楽を聴く時間の方が長いということに驚きました。また、その音楽を聴くのも、詩を書くのもMac(マック)の端末です。これを使いこなしで、素晴らしい詩を創り上げているんです。
クリエーターの人たちでMacを使う人がほとんどです。それだけ、使い勝手がいいのでしょう。私も使っていましたが、不思議なMacパワーがあるようです。
谷川さんの詩は自ら心の底に流れている音楽を聴き、そこから詩が生まれるようです。
詩は「メッセージではなく、ひとかたまりの美しい言葉」。「音楽と比べてみるとよくわかります。(歌詞のない)音楽って意味がないはずなのに、人を感動させるでしょう。詩の下には、いつも音楽があるんですよ」詩人はそう語っています。
日常の贅沢
いつも新聞・雑誌の書評とWebの読書情報をチェックし、それを参考に読む本の選書をしています。「ピン」とくる本があれ場、先ずは図書館に本の有無の確認し、予約者数を見て、予約して届くまでを予想します。待てる期間であれば待ちますが、そうでない場合は書店に行き購入します。(どうしても読みたい場合はもちろん購入します)
一番よく使うのが四谷の図書館ですが、この図書館の蔵書状況や読書環境と図書館対応など総合的評価は高いと思います。図書館で本を借りて、新宿御苑の年間パスポート(大人2000円!実に安い!)を購入し、御苑を散策しながら、ベンチに座り、本を読み、動画を見、音楽を聞き、季節折々の風情を楽しむ。そんな日常ってかなりの贅沢だと思います。「人生とは凡庸であるほどうつくしい」(吉本隆明)
渋谷パルコ開館
11月22日に開館を迎えた渋谷パルコ(PARCO)。1969年の池袋パルコ開業から50年の節目に生まれ変わったこ子(?)には、アートの要素が詰まっており、「アートの館」とも言える。その注目ポイントを、前後編の2回に分けてお届けする。後編は、必見のテナント編。
かつての「美術手帖」と比べて、Webサイトの構成と内容が改善され、驚くほど良くなりました。
なかでも、今回の渋谷パルコの記事は前後編とも、まさに充実した内容になっています。今週のネット記事のなかで、ベスト3に入るのではないかと思います。かつてパルコ文化は一世を風靡しました。 今回もまた新しい文化を創造するのでしょうか。(期待しているのですが、どうでしょう。もうそういう時代ではないのかもしれません。)
ミュージアムからウォールまで。新生「渋谷パルコ」でチェックしたいアートスポット(前編)|美術手帖 https://t.co/0FnBmTDO7w
— 四谷書房 (@yotsuya_shobo) November 23, 2019
■渋谷パルコ:公式サイト「2G」から「ほぼ日」まで。新生「渋谷パルコ」でチェックしたいアートスポット(後編)|美術手帖 https://t.co/rQOVMYYUOl
— 四谷書房 (@yotsuya_shobo) November 23, 2019
渋谷パルコの新ミニシアター「ホワイト シネクイント」
渋谷パルコの新ミニシアター「ホワイト シネクイント」カルチャー&実験的な映画上映 https://t.co/M5LPQmOyxj @fashionpressnetさんから
— 四谷書房 (@yotsuya_shobo) 2019年11月21日
いいことばに出会うと
いいことばに出会うと、その日一日が楽しくなります。
朝日新聞の鷲田清一さんの「折々のことば」にはそうしたいいことばが数多く掲載されています。
例えば、11月16日(土)では次のことばが掲載されていました。実にいい言葉です。
愛するということは、おたがいに顔を見あうことではなくて、一緒に同じ方向をみることだ
サン=テグジュペリ
また、若松英輔さんの最近のツィートで D・ボンヘッファーのことばを引用していました。
愚かさは悪よりもはるかに危険な善の敵である。悪に対しては抗議できる。それを暴露し、万一の場合は、これを力ずくで妨害することもできる。悪は少なくとも人間の中に不快さを残していくことによって、いつも自己解体の萌芽をひそませている。愚かさに対してはどうしよもない。
D・ボンヘッファー
BOOKOFF新宿駅東口店が西口店に統合
11月17日BOOKOFF新宿駅東口店が西口店に統合されました。同日新宿を歩いていると、BOOKOFFのスタッフが店頭でその旨の案内をしていました。
その声に誘われて、6階に上がっていくと、予想外の込みようで驚きました。朝イチに来ていれば、もっといい本が安く手に入ったにちがいありません。後悔しても仕方のないことなのですが。( 残念!)
残り物には福があるを信じて、店内と一巡。いい本がまだありました。よしと思ったら買う。躊躇したら買わない。必要なのは思い切り!です。
そうして購入した本は次の5冊です。これらの本の中でどんなことばとの出会いがあるのでしょう。その楽しみのためにページをめくることになります。さて、どの一冊から読みましょうか。(これで650円でした!)
【本日の購入本】
高村薫 『作家的時評集』(毎日新聞社)
河内紀 『ラジオの学校』(筑摩書房)
佐藤雅彦『考えの整頓』 (暮しの手帖社)
佐倉統 『遺伝子vsミーム』(廣済堂出版)
松浦弥太郎『今日もていねいに。』(PHP)
遺伝子vsミーム―教育・環境・民族対立 (広済堂ライブラリー)
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「OIL by 美術手帖」渋谷パルコに
「OIL by 美術手帖」渋谷パルコに - ギャラリー・カフェ併設アートショップ、緑茶と楽しむアート https://t.co/oXPAxK2WBv @fashionpressnetさんから
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堀部篤史さんが薦める新刊文庫
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