芸能界と落語界の本

今週の全国版の新聞の読書欄のなかっで、日経新聞の読書の頁が何より充実していました。日曜日の朝刊に掲載されていましたが、いつからか(?)土曜日に掲載されるようになりました。その時は驚きましたが、何事も習うより慣れろ!いまは気になりません。

いまは朝日、毎日、読売、日経の4紙のなかで、日経が一番充実(!?)しているかもしれません。例えば、出久根達郎「書物の身の上」や佐藤卓己「半歩遅れの読書術」や「活字の海で」などを読めば、その点がわかるでしょう。

今回書評の対象となったもの、すべて取り上げることはできませんが、その頁を読んで、次の2冊は読みたい、紹介したいと思いました。

それは今話題づくりで余念のない芸能界と落語界に関する本です。この2冊は各々の業界のかつて、いま、これからを歴史を通して知ることができます。知っていそうで知らないことが多すぎます。そんな時はまず歴史から。

塩澤幸登『昭和芸能界史』(河出書房新社
広瀬和生『21世紀落語史』(光文社新書