10月27日読書週間始まる

BRUTUS特別編集 合本 危険な読書

 昨日(10/27)、神田古本まつりのことを書きましたが、同日の毎日新聞2019年10月27日 東京朝刊の社説「今日から読書週間 道を照らす本との出合い」で、今日から11月9日までの2週間が「読書週間」であることを知りました。
 果たして読書週間であることを知っていた人はどれだけいたのでしょう。忘れてしまった人がほとんどではないでしょうか。(私も含めて) 本のこれからを考えると、心細くなるばかりです。
 もう本の意味とか価値は無くなってしまったのでしょうか。通常の本が電子書籍になり、本のあの手触りを好む人はどんどん少なくなっていくのでしょうか。いままで本に慣れ親しんだ人たちは一体どこへ言ってしまったのでしょう。
 同紙社説は言います。道を照らす本との良い出合い楽しみにしていたい。そしてしおりを取り上げて次のように書いています。

 しおりは、山道で枝を折って道しるべ「枝折(しお)る」が由来という。本もまた、人生に迷ったときの道しるべになってくれる。 

 ふせんもしおりを活用して、自分の本をじっくり選び、自分のペースでしっかり読みたいと思います。片手には買った本を持って、喫茶店に立ち寄り、コーヒーを飲みながら、ぱらぱらとページをめくり、至福の時を過ごしたいと思います。
 最近はそんなゆったりした時間をもつことが少なくなりました。誰に遠慮することなく、もっと自分のペースで好き勝手に本を読んでもいいと思いますが、どうでしょう。読書の秋、自由に本を読むことから始めたい、と思います。