ドイツ文学者の池内紀さん死去

 池内さんの著書のなかで、一番読んだのはエッセイです。いつでも、どこでも、鞄に一冊。それを取り出し、どこからでも読むことができます。この気楽さと奥深さが池内さんの特徴です。もうこれからのエッセイを読むことができないので、いままでのエッセイを、ゆっくり再読したいと思います。

 今日まで池内さんの著書を読ませていただきありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。