鹿島茂さんの『大読書日記』読了

鹿島茂さんの『大読書日記』をどうにか読み終えました。やはりしんどい! 何がしんどいかと言うと、やはり、この本の重さ。腕力に自信のない方は夏に読む必要はありません。ゆっくりと秋口にでも。

それでも、額に汗して読みたい人はどこからでも読んでみるといいと思います。書評集ですから、順序よく読む必要もありませんした。好きな本の書評だけでも読むのもいいでしょう。

それでもこの大著を読み終えて、その本を見渡せば、何と数多くの付箋が立っていることか。気になりメモした本は何と10冊以上。その中から、一冊ずつまた読んでいきたいと思います。

まずは、小島政二郎『小説 永井荷風』(ちくま文庫)です。この文庫は読んでいなかったので、今週の課題図書ということになります。まずはこの一冊から。読みたい本ばかりが増え、困った!ことになりそうです。

小説 永井荷風 (ちくま文庫)