老いに学ぶ

京都新聞4/21の「凡語」(老いに学ぶ)をじっくり読んでしまいました。先日このブログで同コラムを取り上げたばかりなのですが、また再びということになります。

今日のタイトルは「老いに学ぶ」では、法衣姿から瀬戸内寂聴さんを連想し、さらに五木寛之さんの本を引用し、次のようにまとめています。

<▼高齢化が加速する日本。「大介護時代」との声も聞く。介護の労苦は、いつやってきて、いつ終わるか分からないこと。共倒れも怖い。ただ、「週末介護」の身としてはマイナスばかりではないと思いたい。ケアを通し出会いがあり、優しさを知る。何より、老いの凝縮された時間の中で一日一日、一刻一刻の大切さを学ぶ▼誰もが介護に直面し、やがて、される身になる。当たり前の、介護のある暮らしは老いへの深い理解に支えられる>。

予告なく訪れる介護問題は他人事ではありません。これからすべての人が必ず直面する問題です。大事なのは老いに学ぶこと、それと介護することはされることであるという理解です。