これからの古書店主

今年の「本の雑誌」2月号に、都築響一さんが「僕がウェブ古書店主になったわけ」という記事を書いています。なぜWEB古書店「いい本棚」を始めたのか、また始めるにあたってのメリットとデメリットについても語られています。

それ以上に、都築さんは従来の古本屋がダメな点について書いています。例えば、夕方6時閉店、日曜日は休み、品揃えが何十年も同じ、接客態度が悪い等々。「だから僕は神保町の古書店にはもう行かない」とまで言っています。
古書店は旧態依然のまま今に至っています。逆に都築さんはこれからの電子書籍化を考え、新しい本づくりに挑戦しています。果たしてどちらが古書店主の姿勢としては相応しいのでしょう。(怒れ!古書店主)


本の雑誌368号         ROADSIDE BOOKS ── 書評2006-2014