谷沢永一さんの「読書人の・・・」の本

先のブログに書きました谷沢永一さんの[読書人の・・・」ですが、調べた情報と教えてもらった情報を整理すると、次のようになります。

谷沢さんのこの[読書人の・・・」シリーズには大きく2つに分けられます。

(1)「書斎独語」(潮出版社のもの)
(2)それ以外(冬樹社・桜楓社・PHP

(1)については前回書いたものにひとつ 『読書人の点燈』(「書斎独語7」)を追加して、次のようになります。

  • 『完本読書人の壺中』(書斎独語1か)
  • 『読書人の浅酌』(書斎独語2)
  • 『読書人の放蕩』(書斎独語3か)
  • 『読書人の蹣跚』(書斎独語4)
  • 『読書人の観潮』(書斎独語5)
  • 『読書人の風紋』(書斎独語6)
  • 『読書人の点燈』(書斎独語7)

『完本読書人の壺中』は冬樹社のものと潮出版社のものとあります。おそらく「完本」として潮出版社から出版され、それが「書斎独語1」だと思います。

また、『読書人の放蕩』は帯ないので確認できませんが、『読書人の点燈』の最後に谷沢さんの著作が掲載され、その並び順から「書斎独語3」と推測します。

(2)それ以外 ですが、これは冬樹社本・桜楓社本・PHP本に分かれ、以下の通りです。

<冬樹社>

  • 『読書人の壺中』
  • 『牙ある蟻』(これは「読書人の・・・」ではないのですが)

<桜楓社>

  • 『読書人の園遊』
  • 『読書人の立場』

PHP研究所>

  • 『読書人の悦楽』(PHP文庫では『読書の悦楽』)

最後になりましたが、今回谷沢永一さんの著作のについて、ご教示いただきました方々に感謝致します。ありがとうございました。またこの件で何かありましたら、連絡を下さい。