本格的な Autumn in New York

このところ、アメリカが何やら元気があるのかないのか。それでも街は芸術の秋、イベントの秋、自宅待機の秋です。「ニューヨークの遊び方」を読んでいると、ニューヨーカーは本当にお祭り好きです。

ヘミングウェイがパリの日常を移動祝祭日だと言っていました。ニューヨークの日々も負けず劣らず移動祝祭日です。街角にドラマ、アート、イベントありです。これからニューヨークは本格的な Autumn in New York を迎えます。

しかし、アメリカの人たちはそう悠長なことを言っていられるのでしょうか。政治の混乱のなかで、政府機関の人たちはまだ自宅待機が続いている? そうした厳しい現状のなかでも、人々は仕事をし、生活を支え、暮らしています。

秋もまた知らぬ間に過ぎ、厳しい冬が訪れますが、NYの街角はいつも通り楽しい祝祭日となることでしょう。今年もあと3ヶ月。日本ではまだ「あまちゃん」と「半沢直樹」と「東京五輪」が語られています。

人の噂も75日。その話題が語られなくなると、いよいよ12月です。店はボーナス商戦、街にはジングルベル、時はクリスマス、そして年末年始へ。そしてまた一歳年を重ねることになります。さて今年の冬は?