常盤新平さんの愛用の英和辞書

常盤新平さんはいろいろな辞書が出て、本を読むにも、翻訳するにも、たいへん便利になったと書いています。そして次のように書いています。

<・・・・・英和辞典の発達を促したのはなんといっても『ランダムハウス英和大辞典』だろう。私はこれと研究社の大英和と愛用している。辞書はわが友である。
 大きな辞書は読んでいて楽しい。もっともそのことに気づいたのは四十代にはいってからで、遅きに失した>。(常盤新平『明日の友を数えれば』幻戯書房)p111)

それぞれに愛用の辞書があります。辞書を引くだけでなく、辞書を読む、そして辞書と遊ぶ、という域に達しないと、辞書を愉しむ事ができません。私自身、まだ辞書を読むまでに至っていません。

小学館ランダムハウス英和大辞典        新英和大辞典 第六版 ― 背革装