土日の古本屋めぐり
土日、古本屋めぐりをしました。成果はまずまず。あっちがダメなら、こっち、こっちがダメなら、またあっちと行ってみると、これが意外と当たり、安易に諦めずに良かったと思っています。
しかし、こればかりは出たとこ勝負。諦めず廻って、上手くいくときもあれば、いかないときもあります。ですから、一喜一憂せず、廻れるだけ廻る。そしてあとは、果報は寝て待て、ぐらいがちょうどいいのかも知れません。
古本屋めぐりで、一番大事なことは、冷静沈着にして、積極果敢であること。釣れるか釣れないか、運と天に任せ、釣り人がじっと引きを待つように待つこと。わずかな引きも見逃さず、悠々として急げ! 偉大な釣り人はそう教えています。
もうかつてのような大当たりはムリのようです。先取りが多くなったのか、いい本が流通しなくなったのか、あるいは目利きが増えたのか。でもまだ釣れるだけいいと思います ・・・ 。
今日の拾いもの
- 室生犀星『抒情小曲集|愛の詩集』(講談社文芸文庫)
- 小谷野敦『新編 軟弱者の言い分』(ちくま文庫)
- 種村季弘『偽書作家列伝』(学年M文庫)
- 藤原新也『印度動物記』(朝日文庫)
- 山田風太郎『戦中派不戦日記』(講談社文庫)
- 島尾伸三『絵本中華食三昧』(旺文社文庫)
- 里見真三『すきやばし次郎 旬を握る』(文春文庫)
- 半藤一利『昭和史 1926-1945』(平凡社ライブラリー)