厳しい道を選ばざるを得ない

6/25の「ecotalkの日記」を読んでいると、次のように書いたありました。

日本の古本屋が生き残る戦略は、「本を安く」売ることではなく、「本を高く」買うことではないかと思うのです。本が売れない時代に、そしてネットで誰でも古本の値段を検索できる時代に簡単ではないですが、そこに工夫を積み重ねたいと思っています。

古本屋は本を安く売る、お客様は本を安く買う、私もこれが古本屋の仕事だと思っていました。が、高い安いで商売を考えると、価格競争をせざる得ません。価格ということになると、ブックオフやアマゾンがあり、太刀打ちできるかどうか。

そのなかで、高く売る、高く買うことが可能なのかどうか。買わない、売れない時代のなかで、まさに創意工夫なのです。が、そうした難しい道を選ぶ、というよりも、選ばざるを得ないところに厳しい現状があります。