徳永康元『ブタペストの古本屋』

今日は各地で古本市(展示即売会)が開催されています。今日は東京、西部、南部と3ヶ所で同時に展示即売会が開催されました。午後用事があり、すべて廻れないので、南部へ直行。

昨日は雨降りで仕事もあり、南部古書会館へ行くことができませんでした。しかし、今日は台風一過? 予想以上に晴れというよりも、まさに快晴でした。朝一気持ちよく本を物色することができました。

昨日の「okatakeの日記」を読むと、<雨のなか、午前、五反田へ。ひさしぶりに気を入れて買う。雨も降っていたので、送りにしてもらう>という人がいるので、いい本はすでに抜かれてしまったか。

それでも私も8册ほど購入しました。そのなかに、今日の拾いものが一冊ありました。それは徳永康元『ブタペストの古本屋』(ちくま文庫)。前からほしいと思っていたのですが、まったく出会うことすらなく、今に至りました。

ブダペストの古本屋 (ちくま文庫)  


それが今日はあったのです。やはり日頃の行いのせいか。果報は寝て待て? 寝ていたわけではありませんが、気にかけ、強く思い続けていると、ひょんな拍子で見つかるものです。

海外の古本屋についての本はあまり多くありません。そのなかでも、この本は本好きの必携本といわれた一冊。これが本日の拾いものでした。

その他の海外の古本屋の本と言えば、常盤新平さんの『ニューヨークの古本屋』(白水社)、 千野 栄一さんの『プラハの古本屋』 (大修館書店)、鹿島茂さんの『子供より古書が大事と思いたい 』(青土社)、『それでも古書を買いました』(白水社)等があります。


ニューヨークの古本屋     プラハの古本屋


子供より古書が大事と思いたい 増補新版       それでも古書を買いました