「人気が出る写真の法則」とは

6/6「WIRED」の記事<50万件の投稿分析でわかった「人気が出る写真の法則」>をツィートで取り上げましたが、ブログ記事として十分な内容なので、改めてここに取り上げました。

今回は、Curalate社が企業がPinterestInstagramに投稿する画像をモニタリングし、その最適化を支援するなかで、「人気画像の特徴」を公開しました。

① 人間の顔は入れない
「言ってみればFacebookは人間のネットワークであり、Foursquareは場所のネットワークだ。そういう意味では、Pinterestは物のネットワークであり……物のネットワークにおいて顔は邪魔なようだ」

② 背景は控えめに
一般に、画像のなかで人工的な背景が占める割合が40%を超えると、リピンは半分から1/4になる。

③ 複数の色
ドミナントカラーが複数ある画像は、1つの画像に比べて3倍以上の反応を得ている。冒頭の画像には、印象的なピンク、ライトグリーン、ダークグリーン、赤、灰色がある。

④ 赤を多く
赤色やオレンジ色が中心の画像は、青が中心の画像と比べてリピンを2倍獲得している。

⑤ 彩度と明度は中程度に
彩度が50%の画像は、彩度をゼロにした(黒と白の)画像と比べると10倍、リピンを獲得している。しかし、やりすぎはよくないようだ。彩度100%の画像のリピン数は、彩度が50%の画像の1/4になってしまう。明度についても同様の傾向がある。

⑥ 画像は縦を長く
アスペクト比が2:3から4:5の縦長の画像(のリピン数)が最もよかった。