島森路子さんのこと
このブログで島森路子さんのことを何回か取りあげましたが、一時からずっと消息がわかりませんでした。しかし、昨日訃報というかたちで島森さんのことを知ることができました。予想もしていなかったので、本当に驚いています。
ご承知の通り、かつての『広告批評』の編集長で、先の編集長天野祐吉さんとはいいコンビで、この雑誌とともに注目されたきました。が、広告の衰退とともに、『広告批評』も惜しまれながら休刊(終刊)ということなりました。
それも時代の流れ。雑誌にも役割があります。その意味がなくなったら、やはり終了しなければなりません。その時は、残念ながら、次の新しい始まりはありませんでした。いま振り返ると、あの時、残念というよりも、無念でした。
島森路子さん、天野さんの後を継ぐには相応しい、いい編集長でした。